【パニック障害】飛行機に乗るための11の対策【考え方なども紹介】

ライフハック

僕は今年でパニック障害6年目ですが、なんと今年飛行機に乗ることができました!これまで飛行機に挑戦したことはあったものの、直前にキャンセルしたり、怖くなって空港に行けなかったりと紆余曲折ありました。

しかし今年、新型コロナの影響で飛行機がガラガラだと聞いて再チャレンジしてみたらなんとか乗れたのです。

そこで本記事では、僕のように飛行機に乗れなくて困っている人に向けて行った対策をまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

パニック障害で飛行機に乗ることはすごい

まず大前提として、パニック障害にもかかわらず飛行機に乗ろうと挑戦すること自体がすごいことです。発症時やピーク時などのしんどい時は乗ろうなんて思わなかったはずです。だから乗ろうと思ってる時点で回復傾向にあるんだと自覚することから始めましょう。

その上で、まずは短いフライトから始めるようにすることがおすすめです。僕は関西に住んでいるのですが、最初のフライトは大阪から博多のルートでした。これだと約1時間ほどで着くので新幹線よりも短い時間です。

最初のハードルはなるべく低い方がいいので、短いルートから始めるほうが良いですよ。

パニック障害でできなくなったこと

飛行機以外にもパニック障害で出来なくなったことは多々あります。代表的なものは以下の通りです。

・満員電車

・映画館

・音楽などのライブ会場

・大きな音のする場所

・アトラクション

・正社員としての仕事

・フルタイムの仕事 など

仕事関係は今でもできていませんが、それ以外の多くを克服することができました。飛行機以外でも、本記事で紹介する対策は役立ちます。 

飛行機に搭乗する前日と当日の過ごし方

では早速、飛行機に乗るときの過ごし方を見ていきます。

前日の過ごし方

僕はまず薬に頼りました。不安薬やいつも飲んでるうつ病の薬、ちょっと強めの精神薬などです。21時には寝たいので逆算して18時ぐらいには薬を飲んだ感じです。寝不足だと当日に影響しかねないのでなるべく早めに寝るようにしましょう。

また食事にも気をつけます。僕の場合は吐き気が不安の種なので、油っぽいものや消化に悪そうなものは控えます。お腹いっぱいに食べるのも良くありませんね。

なお、数週間前から準備するという方もおられるでしょうが、僕の場合はあまりに早く準備をしてしまうと意識してしまって不安が増強してしまうことがありました。

なのであえて準備はギリギリにし、飛行機の予約もかなりギリギリにとりました。勢いで乗ってしまおうという魂胆ですね。予期不安のあるパニック障害にはギリギリのほうがいいかもです。 

当日の過ごし方

当日は「とにかく食べないこと」を徹底していました。僕の場合は吐き気が不安の引き金となるため、空腹が不安を和らげます。

食べなくても大丈夫なように、なるべく朝から昼ぐらいの便を選択し、もし夕方から夜の便しかない場合は朝に軽くつまむ程度でそこからは何も食べません。お腹に何も入ってない状態が安心できました。

また出発1時間前には、酔い止めと不安薬を2錠ほど飲みます。酔い止めや不安薬は効果が現れるまで時間がかかるため、1時間ぐらい前に飲むのがベストです。

あとはとにかくリラックスすることを心がけましょう。

不安を和らげる11つの対策

前日から当日含め具体的にやった対策は以下の通りです。

薬を持っていく

僕の場合は薬は必須でした。仮に飲まなかったとしてもお守りになります。

ガムを噛む

なぜか理由は分かりませんがガムを噛むと落ち着きます。空港に着くぐらいからずっと噛んでましたね。

なるべく客席が空いている日時を選ぶ

空いている飛行機だと圧迫感がないため不安感が起きにくくなります。僕はコロナ禍、そしてド平日に乗ったのでガラガラでした。会社勤めの方はなかなか難しいかもしれませんが、それでも早朝の便を取るなどの対策がおすすめです。

ノイズキャンセリングイヤホンで自分の世界に入る

飛行機の中で不安を感じる原因として飛行機の大きな音があります。大きな音をシャットアウトして自分の世界に入れれば、不安は減少すると感じました。そのため音をシャットアウトするノイズキャンセリングイヤホンを使うことをおすすめします。

ヒーリングミュージックをかける

ヒーリングミュージックとは癒し効果のある音楽のこと。YouTubeなどに上がっているので聴くとリラックスできます。これ以外にも副交感神経を優位にするものや睡眠の質を高めるなどの音楽もおすすめです。

メガネの人は外す

メガネをかけている人は外すとよいですよ。僕の場合は視界がクリアになっているよりも、少しぼやけている方がリラックスできました。飛行機に乗るときは外した方がよいです。

ゆったりと座る

椅子にはゆったり座るようにしましょう。とにかく窮屈な状態は不安を増強させます。ベルトの紐を緩めて少し大きめな服を着てリラックスして乗るようにしましょう。

席は後方のトイレに近い席を取る

席を選ぶ際はトイレに近い席がおすすめです。気持ち悪くなったり不安を感じたりした時に簡単に逃げ場があることは安心につながります。また後方の座席だとCAさんなども近くにおられるため安心です。

不安に感じたら肌をつねって妄想世界から現実世界に戻す

パニック発作の経験者は分かると思いますが、パニックになっている時は冷静ではありません。そのため不安感が襲ってきたときは、肌をつねるなどして現実世界に引き戻すことが重要です。

今回のフライトではやることありませんでしたが、一つ対策として持っておくに越したことはありませんね。

CAさんにパニック障害であることをいう

CAさんに症状を伝えれば、優しく見守ってくれたり定期的に確認に来てくれたりします。CAさんはパニック障害の対応のプロなので伝えておくと安心ですよ。

信頼できる人と乗る

信頼できる人と乗ることは何よりも安心材料になります。パニック障害のことを理解して適切な対処をしてくれるので安心できますよ。僕の場合は妻と乗りました。パニック障害を発症した時から付き合っていた妻なので非常に安心でした。

不安を取り除く2つの考え方

一つ一つの対策も大事ですが、そもそもの考え方も重要です。考え方を頭の片隅に入れておくだけで不安感が和らぐので不思議です。

不安や恐怖すらも俯瞰してみる

不安や恐怖を感じた時に、「今僕は不安を感じている」という風に客観的に見ることができれば不安がマシになるので不思議です。いわゆる「メタ認知」というやつで、俯瞰してみることで別人格ができたような気分になるんですよね。少し楽になります。

いい意味で死んでもいいという覚悟

飛行機は落ちる可能性が限りなく低いと言われたものの、不安になる気持ちはありますよね。そこで僕が考えたのは逆に「死んでもいいと思うこと」です。死んでもいいと思って乗り、無事に到着すると「生きてた」と、気持ちが前向きになります。

ある意味での投げやりな気持ちが気持ちを楽にしてくれることもあるんですね。

おわりに

今年は大阪・博多のフライト、そして大阪・北海道の往復ができました。ただ完全に不安が消えたわけではなく、自分でも信じられないくらいです。

とはいえ、上記のような対策をすれば気が楽になったのも事実です。焦ることなく乗れる時に乗るというようなスタンスが大事かなと思いました。

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